同棲中の彼女が作ってくれていたご飯の材料

料理する彼女

 

オカルトじゃないけど、

心底ゾッとした話。

 

注意※この話は、食事前後や食事中の場合、特に気分を害する恐れがあります。閲覧する際には、くれぐれもご注意ください。

 

先に言っとくが、

この時の俺は最低なカス人間でした。

 

2年くらい同棲した彼女がいたんだ。

 

温厚で面白くて気取らないうえに、

 

スマートだけど出るとこは出て、

お洒落な可愛い子だった。

 

2年経っても結構のほほんと

上手くいっていた。

 

が、別れる原因は俺の方にあった。

 

仕事や色々な事が上手くいってなくて、

嫌味ばかりを彼女に言うようになっていた。

 

あまり喧嘩はしなかったけど、

ある日かなり大きな喧嘩をした。

 

まあ、

これで別れる事になるんだけど。

 

半年ほど無職の頃、

 

いつものようにプレステしていたら

彼女が仕事から帰って来て、

 

俺が散らかした缶やらペットボトルを

ゴミ袋にポイポイしていた。

 

その時期、

俺はなんか凄い嫌なヤツになっていて、

 

缶の捨てる音が気に障って、

彼女にムカつく台詞を言いまくったんだ。

 

それも一方的に。

 

「お前は俺を見下してる」

「世話してやっていい気分か?あ?」

・・・・・・

 

最低だな。

 

それでも彼女は気にしない感じで、

ご飯を作っていた。

 

(きっと無理してたんだが)

 

テレビを見ながらご飯を食べてる

彼女を見ていたら、

 

(彼女は痩せてるのによく食べる。

それも旨そうに)

 

また急になんかムカついてきて、

 

「バクバク食いやがって!

 

自分の稼いだ金で食うんだから、

そりゃ旨いわな!

 

もういいわ!お前!

 

俺もう、お前と居たくないから

出てけ!」

 

そりゃあ、理不尽極まりないことを、

思いつくままに言いまくった。

 

しまった、言い過ぎたかも・・・

と一瞬思ったけど、

 

そのまんま飯を食っていた。

 

彼女は俯いて涙ぐんでいた。

 

でもそれさえも煩わしかった。

 

「・・・わかった」

 

彼女は周りのバッグやコートを片付け、

出る用意をし始めたみたいだった。

 

「違う日に荷物取りにくるね。

あと・・・」

 

言いかけて、

彼女は出ていった。

 

あと何なんだよ・・・

と一人でボーっとしていたら、

 

彼女からメールが来た。

 

『あんたに出してたご飯、

リサイクルだから』

 

(???・・・リサイクル?)

 

そのあとからも、

何回かに渡ってメールが来た。

 

内容をまとめると、

 

『彼女は過食してすぐに、

嘔吐する繰り返しだった』

 

『食費があまりにもかさむので、

吐いた物を冷凍保存していた』

 

『リゾットやオムライス、

その他もろもろに再利用していた』

 

それらを俺は旨いと思って、

いつも食っていた。

 

毎日食っていた炒め物やハンバーグは、

すべて彼女経由だった。

 

今、目の前には、

食べかけのオムライスがある。

 

頭の中が真っ白になっていたら、

最後となるメールが来た。

 

『今日は、元親子丼でした』

 

オムライスの中身は、

卵と鶏のチキンライスだった。

 

俺は吐いた。

 

(終)

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