生涯行ってはいけない寺 2/2
前回までの話はこちら 叔母が訝っていることを見抜くように、 車は急にスピードを上げた。 ※訝しむ(いぶかしむ) 不審に思う。疑う。 目を見開き真っ直ぐに前を見る夫。 「ねえ、どう・・・
「怖話ノ館(こわばなのやかた)」のタグ「分家」の記事一覧です
「分家」タグの記事一覧
前回までの話はこちら 叔母が訝っていることを見抜くように、 車は急にスピードを上げた。 ※訝しむ(いぶかしむ) 不審に思う。疑う。 目を見開き真っ直ぐに前を見る夫。 「ねえ、どう・・・
叔母が癌で入院した祖父(叔母の父)の 介護の為に通院していた頃の話。 頃は昭和の半ば。 祖父のいた病院は実家から少し遠い 田舎の古い市立病院で、 先の短い年寄りが多・・・
「あれはいかん。 早いとこババさんに預かってもらおう」 ということを母が話すと、 「もしかしたらババさんでもあかんかも」 という答えが兄から返ってきた。  ・・・
うちの家族は、 かなりの田舎に住んでいる。 代々神社をやっているのだが、 (うちのは小さく、本家が大きい) 俺と妹は小さい頃から 跡を継ぐ気なんてさらさら無く、 &・・・
2. 黒い球体のようなものは 何だったのか? ⇒ 本家が代々封じ続けているもの。 正体は分からないが、 それは非常に力を持っており、 その力の一端に触れた者は、 治・・・
(本家は血統を存続させることに 重きを置いているので、 昔から男女の区別はなく 長子が家を継いでおり、 女性神職が許されなかった時代は、 婿を取ってX神社の建前上の・・・
近所に、家族ぐるみで 懇意にしてもらってる、 神職の一家がある。 その一家は、 ある神社の神職一家の 分家にあたり、 本家とは別の神社を 代々受け継い・・・
Copyright (C) 2024 怖話ノ館(こわばなのやかた) All Rights Reserved.