ヒッチハイク中に出会ったキャンピングカー 6/7
駐車場から上りと下りに続く車道があり、 そこを下れば確実に国道に出るはずだ。 しかし、再び奴らのキャンピングカーに 遭遇する危険性もあるので、 あえて森を突っ切る事にした。 街はそんなに遠くな・・・
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駐車場から上りと下りに続く車道があり、 そこを下れば確実に国道に出るはずだ。 しかし、再び奴らのキャンピングカーに 遭遇する危険性もあるので、 あえて森を突っ切る事にした。 街はそんなに遠くな・・・
用を足しに来ただけであってくれ、頼む・・・ 俺達は祈るしかなかった。 しかし、一向に女の子の泣き声が 止まらない。 あの子が変態一家に、 どうにかされるのではないか? それが気が・・・
ひとしきり爆笑した後、 森独特のむせ返る様な濃い匂いと、 周囲が一切見えない暗闇に、 現実に戻された。 変態一家から逃げたのは良いが、 ここで遭難しては話にならない。 樹海じゃあるまいし、 ま・・・
双子のオッサン達は 相変わらず無口で、 今度は棒付きのペロペロキャンディを 舐めている。 「これ、マジでヤバイだろ」 と、カズヤが小声で囁いてきた。 俺は相槌を打った。 &nbs・・・
「こんな田舎のコンビニに降ろされたんじゃ、 たまったもんじゃないよな。 これならさっきの人の家に、無理言って 泊めてもらえば良かったかなぁ?」 とカズヤ。 確かに先ほどのドライバ・・・
今から7年ほど前の話になる。 俺は大学を卒業したが、 就職も決まっていない有様だった。 生来、追い詰められないと 動かないタイプで、 (テストも一夜漬けタイプだ) 「まぁ何とかな・・・
宇宙人の正体をご存知だろうか。 まず始めに、 一般的な宇宙人の姿を 想像してみてほしい。 頭が大きくツルツルの肌、 大きな目に逆三角形の顔。 そして細く、 人間と比・・・
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