怖 108巻（全20話）

  これは、不動産会社に勤めていた時の話。   入居して１ヶ月もしない入居者から、「この部屋、以前に何かありましたか？」と電話があった。   俺は調べた上で、「いいえ、特に何もありませんが」・・・

「この部屋、以前に何かありましたか？」の続きを読む

  これは、サークル仲間の話。   幾つかの仲が良いサークルが集まって、キャンプに行くことにした。   キャンプ自体は大成功で、とても楽しいものだったらしい。   帰って来てからそ・・・

「この時この場所には絶対に居なかった人」の続きを読む

  これは、ある女性歌手が子供の時に、実家だか祖父母の田舎での話。   家々の周りの畑や田んぼの中には、先祖代々の墓があるような土地だそうだ。   そこではお盆の風習があり、『集まった親戚の・・・

「ご先祖さまを墓から連れ帰る儀式」の続きを読む

  これは、とある大手エステで『カルト臭』を感じた体験談。   私は学生時代、短期間に太ってしまったことがあり、エステに行くことを思いついた。   もちろん高いお金を払うつもりはない。 &n・・・

「とある大手エステの体験コースにて」の続きを読む

  これは、鉄道会社内だけで伝わっている『アタル』に関する話。   鉄道会社は、わりと迷信くさいところがありまして･･･。   昔は突放やら保線やらで何かと命の危険の多い職場であったというこ・・・

「鉄道会社で信じられている縁起の悪い言い伝え」の続きを読む

  これは、友人の祖母の話。   食事の半分は自給自足をしている田舎暮らしの人なので、漬物や干し野菜など、保存食をよく作るそうだ。   けれど、一つだけ作らないものがある。   そ・・・

「作った保存食が失敗するのは縁起が悪い」の続きを読む

  これは、ある峠をバイク友達の浩樹（仮名）と二人で走っていた時の話。   そこは夜になると『ゴーストライダーが現れる』と噂される場所で、浩樹はソイツと勝負するつもりで来ていた。   夜にな・・・

「その峠は夜になるとゴーストライダーが現れる」の続きを読む