怖 127巻（全20話）

  これは、私が体験した奇妙な話。   青年部で委員会を開くことになった。   運悪く商工会の会議室が利用できず、メンバーの家に集まることに。   そこは山中に新しく造られた、小さ・・・

「人を化かす狸のマミ」の続きを読む

  これは、不思議な体験をした友人の話。   里帰りした折に、甥っ子を連れて裏山で遊んでいたという。   時はまだ“朝方”、霧雨がかかって少しばかり肌寒い。 &nbs・・・

「その洞穴の中では時間の進み方がまちまちに」の続きを読む

  これは、東北辺りの山の中にある集落であった話。   その集落から山中に入り、２つ３つ越えた所に『不思議な場所』がある。   そこは一見、何処にでもあるような木などが生い茂っている普通の山・・・

「びっしりと生い茂るキノコの山での怪異」の続きを読む

  これは、『双子』にまつわる少し不思議な体験話。   私と兄は二卵性の双子で生まれた。   環境的に近所に同年代の友達がいなくて、兄としか遊び相手がいなかったこともあると思うけれど、私の思・・・

「双子で生まれた私と兄の不思議な世界」の続きを読む

  これは、産婦人科に入院していた時の話。   退院する前日の夜のこと。   消灯の時間になり、寝ようと思ってベッドでゴロゴロしていると、廊下を誰かが歩いている音がして、私がいる個室のドアが・・・

「産婦人科ってやっぱり出やすいのかな」の続きを読む

  これは、同業者から聞いた話。   道路工事をしていた時のこと。   土場として借りていた空き地のすぐ横に、小さなゲートボール場があった。   休日には老人たちで賑わうらしいが、・・・

「仕舞い忘れたボールが独りでに」の続きを読む

  これは、同級生の不思議な体験話。   彼がまだ小学生だった頃、帰り道でにわか雨に祟られた。   傘を持っていなかったので、途中にあったバス停の屋根の下へ逃げ込んだ。   濡れた・・・

「傘がないの？家まで送ってあげるよ」の続きを読む