怖 128巻（全20話）

  これは、友人の怪異体験談。   夕暮れ時に、「出る」と噂される峠道を一人で歩いていた。   気がつくと、ズズッズズッと後をつけてくる音がある。   背後を見ると、足を引きずって・・・

「日が暮れるとアブリコが出るぞ」の続きを読む

  これは、死に関する『予知夢』の話。   知り合いの彼は、久しぶりに山奥の実家に寄ったのだという。   実家にはまだ幼い姪がいて、彼によく懐いていた。   一泊した次の朝方、その・・・

「もうすぐ死んじゃうよ」の続きを読む

  私は“嫌いな曲”がある。   『おとぎ話のような～子供の世界～素敵な世界～』という歌詞のアレ。※文末に参考有り   ２７歳か２８歳の頃、当時働いていた職場の近くに・・・

「あの曲が流れる度に」の続きを読む

  これは、『幽霊』と思しき人と遭遇した時の話。   その昔、電車に乗ってくる幽霊のような人を見たことがある。   電車が駅に到着して扉が開くと、おばさんが乗ってきた。   目が一・・・

「もしかしたらまだ乗っていたりして」の続きを読む

  私は昔、『塩まじない』をやっていたことがある。※塩まじないについては後述   付き合っていた人と別れたいけれど別れてくれなくて、憎くて、ツラくて、毎日のように願い事をトイレに流していた。 &nbs・・・

「塩まじないをやっていた私」の続きを読む

  これは、友人の話。   子供の頃に夜更かしをしていると、よくこう言って叱られたという。   「早く寝ないと山からモッコとムッコが下りてくるよ。彼奴ら怖いからね。捕まったら皮剥かれて食べら・・・

「早く寝ないと山から彼奴らがくるよ」の続きを読む

  幼い頃に“不気味な夢”を見たことがある、と言う彼。   内容はこう。   いつも通り友達らと遊んでいると、遊び場の裏手の山から女が下りてきた。   女は・・・

「しばらくは夢を見るのが怖かったワケ」の続きを読む