怖 50巻（全20話）

  俺は、当直だった夜に 急患で叩き起こされた。   急変とかで、 まあよくあることだ。   処置室に行くと、   ちょうど患者が救急車で 病院に着いた時だった。   救・・・

「当直の夜に運ばれて来た急患」の続きを読む

  俺の友人に、   東京消防庁の消防士と 地元交番の警察官がいて、   お互いにとても仲が良い。   そんな友人達の話なんだが･･･。   この前、久し振りに会って 居・・・

「友人の消防士と警察官との会話」の続きを読む

  俺は今、 顔の整形をしようとしている。   俺「先生にお任せしますから イイ男にしてください」   先「う･･･ん･･困ったなあ、 芸能人で言うと誰みたいなの？」   俺「嫌で・・・

「顔整形を希望する理由とは」の続きを読む

  あれは去年の夏の事だった。   冷房が壊れてしまい、   僕は熱帯夜の中で 寝つけずにいた。   何度目かの寝返りを うった時のこと。   寝返りをうった方向、 顔の・・・

「熱帯夜の寝床に現れたモノ」の続きを読む

  もうかれこれ10年前の話。   まだ自分は9歳だった。   諸事情で祖母と二人暮らしを していたが、   小学生半ば頃、 母親とも一緒に暮らすことになった。   祖母・・・

「不動産屋に紹介された一軒家」の続きを読む

  去年の梅雨、   私と彼氏は夕方からオールで 大喧嘩をしていて、   朝になりやっとお互い納得し 落ち着きました。   彼氏はその日、 夕方から仕事だったので、   ・・・

「病院の裏にある安いホテルにて」の続きを読む

  生臭いのだ。   何とも言えない嫌な臭いが たちこめていた。   また恐怖が頭をもたげてきたが、   さっき確かにこちらへ向かう 所長を見たし、   一階に所長が来て・・・

「小さな診療所での宿直バイトで 2/2」の続きを読む