怖 126巻(全20話)(2 / 3ページ)

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川に漂っていた黒くて小さな壺の中から

  これは子供の頃、家族で渓流へ遊びに行った時の話。   鮎を釣る算段をする親から離れて、妹と二人で川に入って遊んでいた。   「お兄ちゃーん」   妹が僕を呼ぶと、目の前の水面を・・・

その谷地では言葉を喋ってはならない

  彼の実家があった山村には、おかしな掟があった。   「○○谷地では言葉を喋ってはならない」というものだ。   なぜなら、その谷地には『ヤツシ』が隠れ潜んでいるからだと。   ヤ・・・

深夜の工場を歩き回る白い影

  これは、職場で怪奇現象のような体験をした話。   俺は某機械メーカーの工場に勤務しているのだが、その工場には「幽霊が出る」という噂が深夜に見回りを行う警備員の間で囁かれている。   その・・・

死期や死相を感じ取れる先輩

  これは、会社の先輩の話。   私の家へ遊びに来た先輩に、自分の高校時代の卒業アルバムを見せながら、台所に飲み物を取りに行って部屋に戻った時だった。   先輩がコーヒーをすすりながら卒業ア・・・

部屋の中を誰かが這いずり回っている

  何年か前のこと。   友人と心霊スポットを訪れて以来、怪現象のようなものに悩まされていた。   夜中にベッドで眠っていると、部屋の中を誰かがズリ・・・ズリ・・・と這いずり回っているような・・・

幽霊さんも会話に参加したかった?

  これは、放送局に勤めていた頃に不思議な体験をした話。   私は地方ラジオ局でディレクターをしていた。   その地域では、夏になると廃ビルで大掛かりなお化け屋敷が開催される。  ・・・

深夜に滑り台の上に立っていたスーツ男

  これは、散歩中に遭遇した恐怖体験話。   俺は高校生の頃、夜中に街を歩き回るのが趣味だった。   当時住んでいた所は、郊外の住宅街。   夜中の2時から3時ともなれば、出歩いて・・・

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