夢と現実の狭間

ついこの前、7年前に事故った

友達を救ってきた。

 

7年前、その時の俺は中学生で、

友達5、6人とゲーセンか何かに

遊びに行ってた。

 

友達の一人が、

先に横断歩道を歩き出したんだけど、

その瞬間に、

銀のスカイラインが飛び出してきた。

 

目の前で友達が事故に遭った。

 

突然すぎて俺は何も言えず、

唖然としていた。

 

それでこの前、眠りについたら

その時見た夢が「7年前のその時」だった。

 

夢なんだけど、なんていうか、

記憶のビデオを見ている感じ。

 

記憶どおりに俺自身も友達と喋ってたり、

動いている。

 

そして交差点の前に来た。

 

記憶のとおり、先を歩いていた友達が

横断歩道を渡り始めた。

 

その時、

ビデオを見ていたような感覚から一転して、

自分の身体に自分の魂が

乗り移ったような感じがした。

 

とっさに、「待て!」

と友達の腕を引っ張った。

 

やはり、銀のスカイラインが凄いスピードで

目の前を通過していった。

 

友達と抱き合うような格好になって、

くっ付き合いながらびっくりしていた。

 

その時は、すでにビデオを再生しているような

感覚に戻っていて、

「やべえ~、

もうちょっとで轢かれるとこだったなぁ~」

みたいな会話をしていた。

 

それから目が覚めて、

今見た夢の内容に驚きながらも、

用事があったので支度をして家を出た。

 

ふと向かいの家を見ると、

銀のスカイラインが止まっている。

 

確かに向かいの家は、

もともと銀のスカイラインに乗っていたけど、

そのスカイラインが、

事故の時のスカイラインだと直感的に思った。

 

怖くなって、その場で事故った友達に、

「お前、事故ったことあるよな」

ってメールを送ったんだけど、

 

「朝早くに意味不明なメールをするな」

と否定された。

 

どうやらそいつは事故ってないらしい。

じゃあさっき見た夢は何だったのか。

 

そもそも、中学生の頃に確かに経験した、

あの7年前の記憶は何だったのか。

 

(終)

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