踏切での死に至る不可解な出来事
踏切内で車に閉じ込められ、列車と衝突して事故死する。
これ、どう考えてもおかしいと思いませんか?
実際にはパニックになることもあるのでしょうが、ドアを開けて逃げるだけなのに。
ほんの数秒で済みます。
では何故、逃げ遅れるのか?
危うく事故に遭いそうになり、かろうじて免れた人がこんなことを言いました。
「踏切の真ん中で、急に車がエンストした。すると遮断機が降り、列車が迫ってきた。だけど慌てず、すぐに逃げようとした。だがどういうわけかドアが開かない。ロックの解除もした。なのにドアが開かない」
そうこうしている間にも、列車は近づいてきます。
「窓を割って逃げようと思って、座席から蹴りで打ち破ろうした。窓はすぐに割れて、なんとか車から逃げ出したが…」
そして、その人は恐ろしい光景を目にしました。
車の外から何気なくドアを見ると、血で出来た人間の手形がドア全体にびっしりと残っていたそうです。
まるでこの踏切で死んだ人たちが、車の外からドアを押さえ付けていたかのように…。
(終)
スポンサーリンク