怖話ノ館(こわばなのやかた)
2016-5-3 08:30 [意味怖 16巻]
ある日、彼女の親友が突然
怒鳴り込んできた。
俺が浮気している現場を、
どこかで見かけたのだというのだ。
でも、まったく身に覚えがない。
本当だ。
どう考えてもその親友の見間違い
だとしか思えないのだが、
「間違いなく、
あなたの(俺の)車だった!」
と言い張る。
車のナンバーなどは覚えていない
とのことだけど、
どうやら目印があるらしい。
あまりにしつこいので、
一緒に駐車場へ見に行った。
そして、俺の車を見た瞬間、
その親友が言った。
「ごめん。私の勘違いだった。
でも、車変えた方がいいよ・・・」
だってさ。
あれだけ濡れ衣着せといて、
何様じゃボケ~!
(終)
彼女の親友と一緒に
駐車場へ車を見に行くと、
浮気相手と思っていた女が、
その車にまだ乗っていた。
つまり、
親友が見たその女は、
幽霊だったのである。
タグ:助手席, 女の幽霊, 浮気相手, 車
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