誘拐された男が出した結論
今年成人した男が誘拐され、
閉じ込められていた。
部屋には男の他に、
5歳、
10歳、
30歳、
40歳、
75歳、
80歳、
の人たちが縛られている。
その時、
スピーカーから声が聞こえた。
「その部屋にいる人間の年齢を、
足して100歳になるように殺せ。
残った人間は助けてやる」
彼は声の主の真意に気づき、
自殺した。
(終)
解説
どう計算しても成人(20歳)の男は
足して100歳に組まれるため、
彼は必ず死ぬようになっている。
それを悟った彼は、
自殺を選んだ。
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