遠洋漁業船から戻ってきた僕の友達 1/2

船

※この話には不快になる描写が一部含まれていますので閲覧の際にはご注意ください。

 

あなたは『コトリ』って知っていますか?

 

コトリとは『子取り』と書き、

 

小さい頃に親などから聞いたことが

ある人はいると思います。

 

コトリはその昔、

 

幼児を誘拐してサーカスなどに

売っていた人のことです。

 

最近はめっきりこの言葉を聞きませんね。

 

もう、コトリ自体がいない、

 

または最初から存在していなかった

のかと僕は思っていました。

 

そんな中、ある日、

 

僕の友達が遠洋漁業船から

戻って来ました。

 

彼は高校の頃の同級生で、

 

元々は父親が漁師であったため、

海で仕事をしたいと言っていました。

 

そして、

海を知るためとか言って、

 

卒業後すぐに、

ある漁船に乗ったのです。

 

彼が帰って来たのは1年半後でした。

 

彼が帰って来たその日、

 

僕は彼に祝いとして、

酒を持って彼の実家へ行きました。

 

彼の実家では、

すでに宴会が始まっていて、

 

僕の持って行ったお酒も

すぐになくなりました。

 

そのあと、

 

僕はふと彼の横に座って、

小声で聞きました。

 

それは、まだ若い僕としては、

ずっと聞きたかったことでした。

 

「おまえさ、

 

1年半も長い間のナニとか、

処理はどうしてたん?

 

やっぱ一人でやってたんか?」

 

すると彼の顔は真っ青になり、

こう言いました。

 

「そんなん、別にいいやろ・・・」

 

僕は不審な彼の態度に、

 

「まさかケツでも掘られたんかな?」

 

と思いながら、

それ以上深くは聞きませんでした。

 

そして宴会も終わりに近づいた時、

彼に聞きました。

 

「次はいつ出港するん?」

 

すると、

 

彼は真っ青な顔つきになって、

こう答えました。

 

「ああ、来月末や・・・」

 

その翌日、

彼は単車で事故って入院しました。

 

そんなに速度も出ていなかったので、

 

久し振りに単車に乗って

調子にのっただけだと思いましたが、

 

両足を骨折してしまったようです。

 

僕は見舞いに行った時に彼に冗談っぽく、

こう言いました。

 

「ラッキーやな。

 

これで船に乗らんでいいから

2年近くプータローや。

 

金も稼いだみたいやし、

のんびりしいや」

 

すると彼は、

ぼそっとこう言いました。

 

「もう、船には乗りたない・・・」

 

僕はよほど、

地上が恋しくなったのかと思い、

 

あまり気にしませんでした。

 

しかし、

 

彼はブルブルと震えながら、

こう言いました。

 

「おまえにだけは・・・

いや、でも・・・」

 

何か言いたげな彼に僕は、

 

「何だよ?

言いたいことあるなら言えよ」

 

と言いました。

 

すると彼は、

次のような話を始めました。

 

彼は高校卒業後すぐ、

 

遠洋漁業船に乗る前にする

一番初めの仕事を受けました。

 

それは、

 

出港前日にある場所であるモノを受け取って、

それを船に乗せる、

 

というだけのものでした。

 

彼が受け取り場所に行くと、

 

無口の男がトランクから

巨大なケースを取り出しました。

 

その数は3つ。

 

彼は食べ物かな?と思って、

 

それをそのまま言われた通りに

船の倉庫に乗せ、

 

倉庫に鍵を閉めました。

 

そして、

 

出港して2日目の夜に、

船長がこう言いました。

 

「そろそろ出すか」

 

そう言って、

 

他の乗組員が彼が運んだケースを

持ってきました。

 

彼はその時、

 

お?酒盛りでもするのかな?

と思っていたようです。

 

しかし、

開いたケースからは、

 

まったく想像もつかないモノが

出てきました。

 

それはダッチワイフではなく、

紛れもなく人間の『女』です。

 

それも、

3つのケースから一人ずつ。

 

一人は小学生くらい、

一人は高校生くらい。

 

ちょうど彼の妹くらいと言っていました。

 

そして最後の一人は、

20代中頃の女性でした。

 

彼女たちは出るや否や

一瞬戸惑っていたんですが、

 

すぐに状況を理解したのか、

20代中頃の女性が喚きだしました。

 

しかし、ここは海の上。

 

叫べど泣けど関係なしで、

狂宴が行われたと言いました。

 

彼は最初は戸惑いましたが、

すぐに性欲に負け、

 

また周りの罵声もあったので、

仕方なく参加しました。

 

そうして1年数ヶ月が経ちました。

 

彼女たちは自殺も出来ないように監禁され、

最後にはやりたい時に倉庫に行って・・・

 

といったように扱われていたようです。

 

彼も例外でなく、

ムラムラしたら犯していたようで、

 

数ヶ月目から彼女ら全員が

まったく喋らなくなり、

 

一時は堕胎を任されたり、

栄養失調で死にかけたりで、

 

大変な目に遭ったそうです。

 

そして、

もうすぐ船が戻るというある日、

 

船長が3人の女性たちを

倉庫から連れ出してきました。

 

また公開レイプでもするのかと思っていると、

その日は様子がおかしかったのです。

 

(続く)遠洋漁業船から戻ってきた僕の友達 2/2

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2 Responses to “遠洋漁業船から戻ってきた僕の友達 1/2”

  1. 名無しさん より:

    別サイトにあったもののアレンジ版?

    この話以外に遠洋漁業の闇みたいなものを語ってくれる人はいないのかね

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