遠洋漁業船から戻ってきた僕の友達 2/2

船

 

なんと、

小学生くらいの女の子に、

 

魚を解体する時に使うナイフを

突き付けていました。

 

もしや・・・と思うと、

 

船長は彼女のハラワタにナイフを刺し、

すばやく腹を裂きました。

 

すごい泣き叫ぶ小学生。

 

そして、

 

その声で先ほどまでまったく喋らなかった

他の女性も反応して大声で泣き叫びました。

 

船長は女の子の腹に腕を突っ込みながら、

こう言ったそうです。

 

「この瞬間のために、

こんな生臭い仕事をしてるんだ!」

 

そのあとに残った二人も

酷い殺され方で死んでしまい、

 

死体というか彼女らの肉片は、

すべて海に撒かれたそうです。

 

彼は、最後のその狂宴には

参加できなかったそうです。

 

ただ吐きまくって、

 

今までしたことへの懺悔だけを

呟いていたそうです。

 

次の日は出港した日のように、

 

まさに何事もなかったかの

ようだったそうです。

 

倉庫もきれいに片付いていて、

夢だと思ったくらいだそうです。

 

しかし、陸に着いた時、

 

彼は最後の仕事だといって、

ある男に金を渡すことを頼まれました。

 

彼がその場所へ行くと、

 

1年半前にケースを渡してきた、

あの無口な男がいたそうです。

 

そして、

 

渡された封筒に入った金をその男に渡すと、

男は金を数え終わるとこう言いました。

 

「あれは上物だったろう?

東京で拾ったんだ。

 

今は出会い系サイトで

すぐ見つかるから楽になったよ。

 

昔は下手すると捜索願とか出されてたけど、

今はその点は安心だからね。

 

まあ、今はお得意さんは、

あんたのとことアッチ系の人だけだからね。

 

じゃ、また来月も持って来るけど、

3でいいんだね?

 

もう少し若いのがいいかな?」

 

彼は言葉を濁しながらも適当に返して、

そのままその場を後にしたようです。

 

そして、

彼は二度と乗りたくないと思い・・・

 

しかし、知ってしまったため

乗らないわけにはいかず、

 

わざと事故ったそうです。

 

が、

 

次の遠洋漁業船が出港する前日に、

彼はいなくなりました。

 

その船はまだ戻って来ていませんが、

まさか彼はその船に乗っていないよね・・・

 

(終)

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