日に日に近づいて来ている女

幽霊

 

それは一週間ほど前、

彼女と喫茶店へ行った時のことだ。

 

彼女は突然こう言った。

 

「あの女の人、ずっとこっち見てない?

気持ち悪い・・・」

 

窓の方を見ると、

確かに笑いながらこっちを見ている人がいた。

 

最初はその程度だったが、

 

日が経つにつれて、

俺の住むアパートに近づいて来ている。

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得体の知れないものが迫り来る恐怖・・・

一日目は喫茶店の前の公園。

 

二日目はアパートへ帰る時に使う道。

 

三日目はアパートの前の踏切。

 

・・・・・・

・・・・・・

 

そして七日目、

アパートの正面玄関にいた。

 

さすがに気味悪くなって、

その女の人に声をかけてみた。

 

こちらに振り向いたが、

ニタァと恐ろしいほどの笑い顔。

 

その表情があまりにも怖すぎて、

すぐにアパートへ逃げ帰った。

 

その日の夜・・・

 

なんだか空気が重く感じて目を開けると、

あの女が横に立っていた。

 

気づくと俺は金縛りに遭っている。

 

女は何かボソボソと言った後、

二分ほどで消えた。

 

同時に金縛りも解けた。

 

時計を見ると、夜中の二時半。

 

その同じ時間に偶然にも、

彼女もあの女を見たという。

 

その後は二人してお祓いを受け、

見ることはなくなった。

 

俺の人生で一番恐ろしい体験となった。

 

(終)

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