姉をストーカーし始めた男の結末

ツルハシ

 

これは、私の姉にまつわる話。

 

姉は中学や高校の頃からよくモテていて、告白されては付き合って、別れてはまた告白されて付き合って・・・という感じだった。

 

ある日、付き合ってもいないのに突如、「俺が姉ちゃんの婚約者です」と言う男が姉をストーカーし始めた。

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男はあの世に連れて行かれた!?

そんなある夜中の事、男は我が家の玄関ドアにツルハシを振るい、ブチ壊し始めた。

 

しかし不意にツルハシの音が止み、今度は男が「やめろー!!うああああああー!!耳がー!!耳がー!!」と叫び出したかと思えば、しんと静かになった。

 

とりあえず警察と救急車を呼んだが、男は既に亡くなっていた。

 

ツルハシで自分の両耳を切り落とした挙げ句、太ももを切っていたそう。

 

結局は”自殺”という事で終わったのだが、男の両親は「息子が自殺するはずがない」、「今度会わせたい人がいると言っていた」等、色々と言われたという。

 

そして男が亡くなった翌月、私が玄関前に自転車を止めている時だった。

 

学生服に学生帽を被った男性が、透けながら消えていくところを目撃した。

 

その男性は、こちらを見ながら少しだけ頷いて見せた。

 

私は、『もしかすると、霊と思しきその男性がストーカー男をあの世へ連れて行ったのかも知れない』と思っている。

 

自殺するにも、”耳や太ももを切る”のも何かおかしい。

 

姉を守りたくて出てきた霊か?とも思ったが、姉はその男性の霊は見ていない。

 

そして、妹の私は喪だ。

 

※喪(も)

一般的な喪は近縁者の死後は一定期間外出等を控える事であるが、ネットスラングとしてはモテないを意味する言葉である。一般的なモテないという概念に比べて、喪は自身がモテないという現実を冷静に受け止め、諦めの境地に達している点が特徴。なので、自虐的な使われ方をする事が多い。(アニヲタWiki(仮)より)

 

(終)

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3 Responses to “姉をストーカーし始めた男の結末”

  1. 匿名 より:

    「妹の私は喪だ」の喪はこの場合、もてない、という意味のネット用語かと思うのですが
    いかがでしょう?

  2. 匿名 より:

    一般的な~~の後の方までは詳しく知らなかったので勉強になりました。
    ありがとうございました。

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