玄関周りに記された記号

その日の夕方、

 

Aさんがアパートに帰ると

おかしなことに気づいた。

 

注意して見ないと分からないくらいの

小さいシールが、

 

自分の部屋の表札に

貼られている。

 

自分で貼った覚えもない。

 

もしかしたら、

 

セールスマンか近所の子どもの

いたずらなのかも知れない。

 

Aさんはシールを剥がすと、

 

なにげなしに向かいの部屋の

表札に貼った。

 

数日後、

 

Aさんが帰宅すると、

アパートの周りが騒がしい。

 

パトカーも来ている。

 

Aさんの階。

 

それも、向かいの部屋から

警察関係者が出入りしている。

 

同じ階の親しい人を見つけたので

事情を聞いてみると、

 

どうやらAさんの向かいの

部屋の主婦が、

 

強盗と鉢合わせてしまって

包丁で刺されてしまい、

 

予断を許さない状況だという。

 

強盗が警察に取り押さえられる時に、

 

「くそっ!昼間は居ない

はずなのに!」

 

と捨て台詞を吐いたという。

 

 

検証

訪問販売業者や窃盗団の

マーキングに近い例といえる。

 

住人の居住状況や性別、

時間帯を忘れないために、

 

この強盗は表札にシールを

貼っておいたのだ。

 

ちなみに、

 

訪問販売業者や窃盗団の

マーキングは、

 

マジックで書かれることが多い。

 

下記にそのマーキングの種類を

示しておく。

 

現在では手口も巧妙化しており、

 

ここに挙げたマーク以外にも

あるかも知れない。

 

マーキング一覧

 

◎=契約成立

○=話を聞いてくれた

☆=押せば買う

AP=アポイント有り(見込有)

K=玄関で戸を開けずに断られた(玄関キック)

×=断られた

××=2回断られた

ケ=住人とケンカした

ウル=うるさく言われる家

ム=ムカツク断られ方をした

B=ブラックリスト(ローン等の審査が通りにくい)

S=シングル、住人は一人暮らしである

Rまたはル=ルス、留守だった

空=空家である

ア=アルバイト、住人はフリーターである

ヤ=住人はヤンキーかヤクザである

外=住人は外国人である

大またはD=住人は大学生である

ロ=住人は老人である

M=住人は男性である

W=住人は女性である

 

訪問販売や窃盗団は、

 

これらのマークを組み合わせて

使うことが多いようだ。

 

11-15Rとは、

 

住人は11時~15時の間、

留守である。

 

D4 KKKとは、

 

住人は大学4年生で、

3回玄関先で断られた。

 

SW○とは、

 

住人は一人暮らしの女性で、

話だけ聞いてくれた。

 

シールについて

 

赤、青、白、銀、金が

貼られることが多いようだ。

 

泥棒の下見係が貼りつけ、

何時に狙えるかの目安。

 

特に金や銀のシールは

「金持ち」の印だという。

 

販売員が貼っていったものでも、

 

マーキングの意味を知っている

窃盗団や泥棒の目安になっている・・・

 

のかも知れない。

 

(終)

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