謎怖 14巻（全20話）

  十数年前。   俺がまだ高校生だった頃に 付き合った彼女との話。   高1の夏休み前に、 父親の会社が倒産した。   家計が厳しくなったので 学校に許可をもらい、  ・・・

「彼女との非現実的な訳ありの二人暮らし」の続きを読む

  2年くらい前の話。   友人の大野（仮名）は自分で作った怖い話を、 携帯小説でやっていた。   確か、水溜りの怖い話とか、   クローゼットの怖い話とかを 書いていたと思う。 ・・・

「怖い話を創作していた友人が書いた釣りの話」の続きを読む

  10歳の頃の話。   当時、僕の部屋は畳と障子の和室で、 布団を敷いて寝る生活だった。   ある晩、 高熱を出して寝込んでいた僕は、   真夜中にふと目が覚めた。  ・・・

「障子に開いた穴を数え始めたら」の続きを読む

  ある物件の入居者より、 苦情の電話。   隣の部屋から毎晩のように ブツブツと声が聞こえるので、   気持ちが悪いとの事。   通常、騒音や苦情の類は うるさいというのが殆どだ・・・

「ある物件の入居者からの苦情」の続きを読む

  あれから10年近くも経つのに、 未だに気になって仕方ない話。   中学生の時のこと。   俺はいつも通りに学校から帰ってから、 部屋でテレビを見ていた。   2時間ほど経った夜・・・

「10年後の今でも気になって仕方ない話」の続きを読む

  小学3年の頃の話。   夜寝ていたら『トントン』と、 肩を叩かれ名前を呼ばれた。   おふくろの声だった。   「･･･え、なに？」   俺は目を瞑りながら訊いた。 ・・・

「おふくろに起こされた夜の出来事」の続きを読む

  10年くらい前に会った、 10円おじさんの話です。   当時、高校を卒業したばかりで、 仲間とカラオケに行きました。   一両とか二両しかない電車の通る、 無人駅の側にある小さなカラオケ・・・

「深夜の無人駅で10円玉を求めるおじさん」の続きを読む