眠ろうと目を閉じた時に

布団

 

寝ようとする時に『声』が聞こえる事がある。

 

大概赤子の泣き声か、子供や女の話し声。

 

言葉は聞き取れない。

 

聞き取らないようにもしているが、そういうものの中でも極稀にこちらに聞かせてくる為の声がある。

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声が私の名前を呼んだ・・・

つい1ヶ月程前だ。

 

床に就き、眠ろうと目を閉じた時、「このまま眠るとヤバイかも」という独特の感覚があった。

 

簡単に言えば、心霊体験の前兆だ。

 

眠いのでそのまま寝るかと無視していたら、久しぶりに声が聞こえてきた。

 

女子小学生のようなイメージを抱かせる声音だった。

 

始めは何を言っているのか不明で無視していたが、枕元の右からは声と共に通りすがりの浮遊霊ではない危ない気配がする。

 

不意に声が私の名前を呼んだ。

 

次に意識が合ってしまい、怒涛の勢いで話し掛けられてしまう。

 

ノリは仲良しクラスの女子的勢いの話し内容だったと思うが、「私を見下してる?」「笑いを堪えてる?」のか、話しと声から伝わる感情がズレているイメージを受けた。

 

生霊か使い魔か・・・なんとなく考えてみるが、”放置で睡眠”はソイツにはしてはいけない危機感があったので、仕方なく無理矢理に起き上がった。

 

バシッバシッと独特の耳鳴りと、こちらの意識を眠りに引き込もうとする濃い気配が部屋に充満していた。

 

除霊するしかない現状にウンザリしながら、ソイツの声が受け止めた印象の年齢の子供ではないみたいだ。

 

聞こえる話しは、私と昔からの友達や親友と思い込ませたいようだが、実際はそういったポジションの女子の誰でもない。

 

全く知らない。

 

薄ら寒くなってきたので、やはり対処せねばと部屋を清めた。

 

安眠と安眠を邪魔するモノの排除を祈ると、少しずつ部屋の空気が安らげるものに変わっていく。

 

声が聞こえる。

 

泣きじゃくりながら私の名前を呼んでいる。

 

「○○ちゃん!?○○ちゃん!切り捨てないで拒絶しないで話しを聞いて!ねえ、○○ちゃん○○ちゃん・・・」

 

すすり泣いて私の名前を呼ぶが、嘘泣きの演技だと感じてしまう。

 

声に構わず祈りを繰り返しているうち、いつの間にか眠れていた。

 

普段なら自分を取り巻くそういった現象への対処はスルーするのだが、安眠を妨害されるのは本当に敵わないので勘弁してほしい。

 

(終)

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