怖 130巻(全20話)

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人が歩いた跡のような窪みと悪臭

  これは、昔馴染みの話。   ある朝、里山を歩いていると、酷い“悪臭”に襲われた。   生臭い匂いが、眼下の川原から立ち上ってくる。   何か死んでいるの・・・

連絡がつかないから部屋の鍵を貸してくれ

  不動産管理会社に勤めている知人の体験話を2つ。   1つ目は、ある日に「子供と連絡がつかないからアパートの鍵を貸してくれ」と言う人が来たそうだ。   身分証を見せてもらうと確かに入居者の・・・

驚くような場所でよく出会う知人がいる

  よく出会う知り合いがいる。   数年おき、数ヶ月おきに、「こんな所で!?」と驚くような場所で出会う知り合いがいる。   共通の友人を介しての知り合いであって、直接的にそんな知った仲ではな・・・

ひょこひょこ歩きながら向かってくる

  これは去年の夏に体験した、ちょっと怖い話です。   私は、鉄道施設の維持管理をする現場仕事をしています。   その日の仕事は、線路の上で使うリフト車(軌陸車という車両)の運搬管理でした。・・・

どうしても切れなかった木

  これは、知り合いから聞いた奇妙な話。   地元の峠道を整備しようとした際、『どうしても切れなかった木』があったという。   切ろうとした作業員が怪我をしたり、工具や機械が突然動かなくなっ・・・

通夜の日の寝ずの番での怪異

  昔、爺さんの通夜で起こった不可解な出来事の話。   うちの地方の風習なのかもしれないが、通夜の夜は『線香の番』というものがある。   通夜の日は夜通し、線香の火を絶やさないように寝ずの番・・・

彼女がくれた身体の一部

  これは、ある杣人の話。   彼はよく山奥の炭焼き場に一人滞在して炭焼きをしているという。   「大変ですね。一人で山に籠もっているのは寂しいでしょう?」   私がそう言うと、彼・・・

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(2022年1月~12月)に投稿した話の中で、閲覧数の多かったものを厳選して『20話』ピックアップ!
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