深夜3時に鳴った電話
嫁さんの実家であった話。
嫁さんは一人っ子で、
実家は親夫婦二人で住んでる。
ある日、夜中の3時くらいに
電話が鳴ったそうだ。
義母さんがベルの音で起きたので
電話に出たそうなんだけど。
電話の向こうから、
女のすすり泣く声が・・・。
義母さんは娘(嫁さん)からの
電話だと思い 、
「▲▲(嫁の名前)?
どうしたの?何かあったの?」
と話しかけると、
「眠れないの、怖くて眠れないの、
怖いの、助けて」と。
「え?なに?どうしたの?
○○(俺の名前)いないの?」
義母さんがそう言うと、
「怖くて眠れないから今から行くね」
と言って電話が切れ、
義母さんは焦って義父さんを起こした。
その事を話すと、
娘に電話かけてみようという事になって
ウチに電話がかかってきた。
当然、
ウチらは3時過ぎなんて夢の中で、
嫁さんの実家からの電話で起こされた。
俺が電話に出たんだけど、
義父さんが、
「おい、▲▲いるか?何があった!」
って少しキレ気味で言うから、
こっちがビビッた。
もちろん、嫁はそんな電話していない。
(夢遊病でもなければ)
その後、30分ぐらいは
義両親さん達は起きてたみたいだが、
誰も来なかったので寝てしまったらしい。
(終)