かごめかごめ
「うしろの正面だあれ」
実際にやってみると
分かるのだが、
あまりにも不可解な謎が多い、
この唄。
この唄自体の意味に関しては、
さまざまな噂がある。
①口減らし説
かごめかごめは、
農村で行われていた
口減らしの対象となる、
子どもを決める唄である。
一人が目隠しをして
中心に座って、
他の子どもたちが囲うように
回る作法だが、
これには意味があると
言われている。
中心の子どもは、
神様からのお告げを
受ける役目を果たして、
贄となる候補の子どもが
周りを回る。
そして、
後ろの正面に来た子どもを贄とする、
神託的な儀式だとする説。
②遊郭の唄説
「カゴメ」とは「籠女」という漢字が
当てられると言われている。
籠女・・・籠の中の女という表現は、
自由の無い遊女を表していて、
身売りに出す娘を選ぶための
唄だというのだ。
③財宝のありか説
この唄は財宝のありかを
示したもので、
カゴメとは「籠目」であり、
六角形のことを表している
と言われる。
六角形が示すのは、
ダビデの星のこと。
ソロモン王の秘宝が、
四国の剣山に隠されている
という話があるのだが、
その宝のありかを示したのが、
「篭目篭目の唄」だという説。
(終)