そのまま埋まったままなのだろうか・・・

沼

 

幼稚園か小学生になったばかりの頃、近くに埋め立てられたシラスの釣り堀があった。

 

イタズラではないけれど有刺鉄線の隙間から友達と入って遊んでいたら、埋められた釣り堀の池が『底なし沼』みたいになっていた。

スポンサーリンク

友達は今も・・・

僕は足がズブッと嵌った瞬間に怖さを感じて離れたけれど、友達は既に膝を越えて沈んでいた。

 

大人を呼べば良かったのに僕は何か恐怖を感じ、友達を残して一人で家まで走って帰った。

 

その後に友達が“行方不明になった”ということで、大人たちが大騒ぎになったのを覚えていている。

 

結局友達は見つからずに、みんなを集めて先生が説明をしていた。

 

僕自身が大人になった今考えると、なぜあの時に“釣り堀に沈んでいった”ということを誰も考えつかなかったのだろうかと思う。

 

今は区画整理もされ、釣り堀の場所がどこだったのかもはっきりしないけれど、埋め立てや造成の時に見つかったという話も聞かない。

 

今でもそのまま埋まったままなのだろうか。

 

時々この記憶がパッと頭に浮かび、心臓がバクバクすることがある。

 

もう30年ほど前のことなのに・・・。

 

(終)

スポンサーリンク

コメントを残す


気が向けば一押し応援していってください(*´∀人)♪
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ ←ブログランキング参加中
サブコンテンツ

月別の投稿表示

カレンダー

2017年9月
« 8月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
特定のキーワードからサイト内の記事を検索するには、すぐ下の「検索窓」からキーワードを直接入力してご利用ください。
アクセスランキング

このページの先頭へ