遺影
小話を一つ。 季節は春で、 僕がまだ小学校にも 上がっていなかった頃の話だ。 その日、 僕は家族と一緒に 母方の祖父母の家に 遊びに来ていた。 まだ夕・・・
「2015年2月」の記事一覧
小話を一つ。 季節は春で、 僕がまだ小学校にも 上がっていなかった頃の話だ。 その日、 僕は家族と一緒に 母方の祖父母の家に 遊びに来ていた。 まだ夕・・・
対して俺は、 ずっと口を半開きに 姉貴の話を聞くだけだった。 何も言えなかった。 それは間違っているとも、 それは正しいとも。 でも、一つだけ疑問があった。 &nb・・・
いつの間にかフェンスを掴んでいた 白い手も消えている。 姉「あらら、・・・皆いなくなってる」 辺りを見回して姉貴はそう言った。 いつもの姉貴だ。 途端に膝の力が抜けて、 俺はその・・・
ダム湖横の広場から、 山頂に続くという細い山道を 一列になって歩いた。 列の途中途中にいる お守役の兄ちゃんが、 提灯のような明かりを持っていたので、 そう暗くはなかったが、 &・・・
以下は友人のKから聞いた話だ。 季節は夏で、俺は当時 小学校の高学年くらいだったと思う。 家族で父方の親戚の家に 泊まりに行った時のことだ。 毎年一度はやっている 親族の集まりだ・・・
『お話ししようよ。 私が引っ張って上げようか?』 入口の穴から小さな手が こちらに向かって伸びてきた。 掌を上に。 顔は見えない。 手だけだった。 もしその手を握れ・・・
店「ええ。病名は忘れましたが、 大分特殊な病気だったそうで」 『私のお母さんが宇宙人で。 だから、私も宇宙人なの』 ふと、彼女が言った言葉を 思い出した。 けれども、それについて・・・
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