怖話ノ館(こわばなのやかた)
2016-12-11 08:30 [怖 72巻]
大学2年生の頃、
ネットで『呪いの方法』を知った。
とりあえず誰かに試してみたくなり、
俺は当時最もムカついていた相手に
やってみることにした。
呪う相手に会うことは絶対にないので、
気休め程度になれば良いと思った。
早速、呪いを試してみたけれど、
体力の消費が半端ではなかった。
終わった後は強烈な睡魔に襲われて、
倒れるように眠っていた。
その呪いを毎日やり続け、
2週間くらい経ったある日のこと。
通っていた自動車教習所で、
中学時代の友人を見つけた。
久しぶりの再会で嬉しかったこともあり、
友人に声をかけた。
しかし、
友人にいきなりこう言われた。
「近づくな!!」
突然のことにビックリした俺は、
「いきなりどうした?」
と言い返す。
すると友人は俺を睨みつけ、
さらに言ってきた。
「どうした?って聞きたいのはこっちだ!
お前・・・何やった?
お前からドス黒いオーラみたいなものが
うじゃうじゃ出てるぞ!」
・・・そういえば、
その友人は中学時代から”霊感が強い”と
自称していたのを思い出した。
周りの人間はあまり信じていなかったが。
俺は洗いざらいに、
自分のしたことを説明した。
言うまでもなく、
友人からは怒られた。
そして霊感が強い友人いわく、
どうやら俺には”呪いの才能”があるらしい。
その日以来、
俺は怖くなって呪いをやっていない。
(終)
タグ:呪いの方法, 影, 霊感, 黒いオーラ
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