怖話ノ館(こわばなのやかた)
2015-8-21 21:00 [怖 37巻]
私は、
事故で瀕死になりました。
どれぐらいの時が経ったのか
分かりません。
救急車か病院のベッドか、
どちらかで寝ている時に
見た夢が、
死んだ祖父や祖母、
親戚や歴史上の人物が
出てきたのです。
トンネルのような場所で、
人の顔が埋め込まれているのです。
そこで、奥の方に
光が見えました。
そして私は夢の中で、
そっちに歩いていきました。
そうしたら
出口らしき所に、
凄くたくましい人が二人、
立っていました。
私は、「そっちに行かせてくれ」
と言いました。
たくましい人が、
「あなたはまだこっちに
来てはいけない!」
「何でいけないんですか?
そっちの方が楽しそうじゃ
ないですか?」
たくましい人は、
「そこまで行きたいなら
勝手に行きなさい」
そして私は、
やっと明るい所に行ける
と思いました。
しかしその時、
後方から
『行かないで!』
と言う、
声がしました。
私は少し戸惑いました。
後方からは色々と、
行ってはいけない的なことを
言っているのです。
私は決めました。
後方の声を頼りに、
暗闇へ走って行きました。
その瞬間、
病院で私は意識を
取り戻したのです。
周りには家族が泣きながら
見守っていたそうです。
家族がいなければ、
私は死んでいたかも知れません。
(終)
タグ:事故, 夢, 瀕死, 生死の境, 生還
明るいほうに行ってたら壁の顔の一部になってたのかな。 それとも壁の顔が話してる描写はないから、壁の顔はただの「死んだ人一覧」みたいなもので死者そのものではないのかな?
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明るいほうに行ってたら壁の顔の一部になってたのかな。
それとも壁の顔が話してる描写はないから、壁の顔はただの「死んだ人一覧」みたいなもので死者そのものではないのかな?