怖話ノ館(こわばなのやかた)
2014-12-8 12:00 [笑える怖話]
俺は小学生の頃、
じゃんけんで「グー」しか出さなかった。
みんなに「なんで?」と、
不思議な顔をされたがグーしか出さなかった。
もう、ずっとグー、
ひたすらグーだった。
挙句には、じゃんけん馬鹿とまで言われたが、
それでもチョキやパーには浮気しなかった。
そんなある日、給食でプリンが1つ余った。
プリンと言えば小学生の憧れのデザート。
欲しくない奴などいるはずも無く、
当然公平に勝負という事になった。
じゃんけんで。
みんな俺の方を見てニヤニヤしている。
そしてガリ勉の学級委員長が合図をかける。
「最初はグー!じゃんけんぽん!」
その時俺は初めて封印されしパーを使った。
(終)
※解説
チョキを出さないと勝てないのに、
なぜ「パー」を出す。笑
タグ:小学生, 給食
感激したけど、解説見て惜しく思った。
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感激したけど、解説見て惜しく思った。