怖話ノ館(こわばなのやかた)
2014-12-24 20:00 [謎怖 5巻]
俺が中学3年生の時、
季節は夏だったと思う。
連れと、琵琶湖へ
バス釣りに行ったわけだが、
その時は結構な大人数で、
7.8人はいたのを記憶している。
暗くなってきたので帰ろうと
駅に向かっている途中、
ある中学校の横を通るんだが、
その時、不可解なことが起きた。
もう日も落ちて、
真っ暗闇に包まれた校庭の方から、
ブランコで誰かが遊んでる音がする。
キィ・・・キィッ・・・
確かに聞こえる。
別に、夜にブランコで遊ぼうが
たいして珍しいことでもなく
気にも止めず歩いていたが、
ふと気が付く・・・。
中学校にブランコ?
あるわけがない。
連れも同じことを考えたらしく、
怪訝な表情でお互い見合わせる。
その間も、ずっと金属音は
絶え間なく聞こえていた。
だが、この体験で怖かったのは、
どうも聞こえているのが3人だけで、
他の連中には何の音も
聞こえなかったという事実。
俺には間違いなく聞こえていたし、
他の2人の耳にも間違いなく
金属音は鳴り続けていた。
でも、後の4.5人には
全く聞こえないらしい。
あれは一体なんだったのか。
今もって謎なわけで・・・。
数年後、
その中学校を卒業した女の子と
話す機会があった。
その中学校は出ることで有名だって
聞かされたときは正直怖かった。
(終)
タグ:夏, 滋賀県, 琵琶湖, 真夜中
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