怖話ノ館(こわばなのやかた)
2014-12-26 04:00 [怖 10巻]
夜中に青年は、
脅迫神経症の症状がひどく眠れない。
気分転換に、近くの海岸の隣の歩道を
歩いていました。
すると、海の方から、
かすかに拡声器からのような
女性の声が聞こえました。
見ると、海にぼわぁっと、
きれいな金色の光が見えました。
それで不思議に思い、
浜に降りて行きました。
するとその声が、
「あなたはここにいますか」
と、ずーっと繰り返されているのが
聞こえました。
そして、仏像の形をした
モニュメントのようなものが、
海の上に立っていて、
ぼわぁっと金色に光っているのが
見えました。
しかし、しばらく見ていると、
それは手や体が
ぐにゃぐにゃ動いていて。
そして、土台かブイに
支えられてないらしく、
こちらに近づいているようでした。
その瞬間「これはまずい」と思い、
急いで元の歩道の方へ走りました。
すると、
と、女性の声が
どんどん大きくなりました。
振り向くと、仏像のようなものは、
浜の上を動いていました。
青年は、もう間に合わないと思い、
その通り「はい」と答えようと思いました。
しかし、引っかかることがあり、
つい「いいえ」と答えました。
すると、女性の声は止み、
仏像のようなものは消えていました。
そして、ここは浜の上でなく、
青年は胸まで海に漬かり、
海の深くなる方へ進んでいました。
(終)
タグ:夜中, 女性の声, 海, 金色の光, 青年
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