無意識に手のひらを覗き込む行為が増えると･･･

あなたは、『手鏡』や『手のひら鏡』という言葉を聞いたことがありますか？

死期が近い病人や老人は、手を自分の顔の前にかざして、まるで手鏡を見るように手のひらを覗き込むのだそうです。

そんな話を教えてくれたのは、病院勤務の知人。

その病院では、看護師さんたちが「○○さん、今日手鏡しとったよ」、「はぁ、ほいじゃあそろそろお迎えかねぇ」みたいな予測をしていて、実際そういう患者さんは元気そうに見えても“数日以内に亡くなる”そうです。

そして先日、私は友人と食事をしていた時に、友人がやたらと自分の手のひらを覗き込むので何だか気になってしまい、冗談めかして件の話を教えました。

ですが、彼女は「手のひらを見てるの、自分でも気が付かなかった。縁起が悪いならやめておくわ」と言っていたのですが、その帰りに事故に遭ってしまいました。

幸い、命に別状はなかったのですが･･･。

（終）