怖話ノ館(こわばなのやかた)
2016-9-3 08:30 [怖 67巻]
とある保健所では、
巷に野良犬が増え過ぎたり、
人に危害を加える可能性があった場合、
捕まえてくるという。
そして、
薬を使って殺処分するらしい。
そこで働いていたAさんの話。
Aさんは5年ほど働いていたのだが、
下の子が生まれた頃から、
家でおかしなことが続くようになった。
夜中に犬の声で起こされたり、
犬の足跡が床に付いていたり。
風呂場に犬の毛が落ちていたりもした。
もちろん、
Aさんの家では犬を飼っていない。
Aさんは上の子を疑って、
犬でも拾ってきたのか?
と問いただしたが、
上の子は拾っていないと言う。
そんな日がしばらく続いたある日、
朝起きると下の子の身体には、
無数の噛み傷が付いていた。
さすがにAさんも気味悪く思い、
犬のこともあった為、
上の子にいつにも増して強く問いただした。
すると、上の子は泣きながら、
犬も拾っていないし、
下の子の噛み傷も知らないと言う。
それでも下の子の噛み傷が続くため、
Aさんは上の子のタチの悪いイタズラだと思い、
証拠を撮ってやろうと、
下の子の寝ている部屋にカメラを仕掛けた。
次の朝起きてみると、案の定、
下の子には噛み傷が残っていた。
すぐに上の子を呼び、
カメラに映ったビデオを見せて、
その場で叱ってやろうと思った。
しかし、
ビデオを再生したAさんは愕然とした。
暗がりの中で下の子に噛み付いていたのは、
紛れもなくAさん本人だったのだ。
(終)
タグ:動物, 取り憑かれる, 噛み傷, 犬
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